Category : イタリア人の性は解放的?

不況にも負けないセックスビジネス

経済危機の影響で、イタリアではたいていの産業が不況に苦しんでいます。さすが情熱の国というべきか、性をテーマにしたビジネスだけはこの国では好調なようです。エロティック・グッズのお店は各地で好調な売れ行きを記録しています。新商売として、カップル全般を対象にしたデート専用駐車場もあらわれました。

セックス・ショップは不況知らず

イタリアは、失業率が40%を超えるほどの大不況の中にあります。消費も落ち込む一方ですが、いわゆる「大人のおもちゃ」だけは逆に売り上げを伸ばしているようです。

セックス・ショップへ行くことすら、日本人なら、どこか居心地のよくない思いをするものです。欧米では、夫婦なら、小道具を使って刺激を得るのはあたりまえと考えられています。イタリアなど、熟年女性が昼間から堂々と「おもちゃ屋さん」へ来店するのも珍しくないそうです。

気分を盛り上げるためのAVビデオ、ちょっとしたプレイのための目隠しや手錠といった、ソフトな小道具は、どこのショップでも売れ行きが伸びています。一番多い顧客は、職場でリストラされやすい40代以上の男女だそうです。

グッズにあまり興味のなかった若いカップルまで、エロティックな刺激を求めてちかごろではよく来店するといいます。大手の会社が発売した、パッケージに高級感をだした若者向けローションはヒット商品になりました。 不況だからこそ、セックスに遊び心を持ち込んで、みんな気晴らしをしたいのかもしれません。

カップル専用の安全な駐車場が登場

ラブホテルのないイタリアでは、どこで2人きりになるのかが、カップルにとっては頭の痛い問題です。そこで考え出された恋人向け駐車場は、静かにブームになりつつあります。

コンクリートの壁で囲まれた区画に1車ごとパーキングするので、プライバシーは万全です。管理人と防犯カメラで入り口を見張っていますし、カーセックス中に襲われたり、痴漢にのぞかれたりという危険もここにはないのです。安心して熱い時間をすごせる、カップルがまさに探し求めていた場所がついにできたといえるでしょう。

新登場のアイデア駐車場は、安く利用できる点もイタリア人に大いに評価されています。1時間で800円程度の料金ですから、お財布の中身が多少苦しい人でも使えるというわけです。安く気軽に「ご休憩」できるラブパーキングは、恋人たちの欲求を鋭く突いて大ヒットしたといえます。

不況に左右されないジャンルは、どこの国でもめったにないものです。苦しいときでもセックス産業だけは衰えないといちはやく気づくイタリア人は、自分たちの国民性をよく知っている人たちなのかもしれません。

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