Category : 結婚後もイタリア男は恋愛の達人?

男のプライドの影にある悩み

イタリア人男性といえば、絶倫というイメージが映画や小説を通じて世界中で定着しています。実際には他の国の男性と同じように、彼らも加齢とともに性の悩みを抱えるようになるのです。

イタリア男はいくつになっても自信を失わない?

ラブとセックスの達人のように思われているのが、イタリア人男性です。映画の中だけでなく、実生活でも彼らの積極性をみていると、本人たちもこういうイメージを意識しているように思えます。体力と情熱がつりあっている若いころは、たしかにイメージ通りで、彼らには何の問題もないのでしょう。

製薬会社が、男性を対象に勃起と堅さについての調査を各国で行いました。それによれば、約6割のイタリア人男性は自分の精力に自信がなく、その悩みの2割以上が勃起力のなさだという意外な回答が得られました。

同じ製薬会社が2009年に日本人を対象に行ったアンケートでは、40才以上では約6割の男性が、勃起能力の減退を意識しているという結果が出ています。熟年以降に抱く性能力についての悩みは、各国である程度共通している問題だといえそうです。

性問題の解決には積極的

イタリアは先進国中でも、比較的速やかにバイアグラなどの治療薬が普及した国です。この国では、性の悩みを医師に相談することを、男性はあまりためらわないようです。ラテン的な積極性のおかげで、ED治療薬としてのバイアグラが受け入れられやすかったともいえるでしょう。

イタリアでは中高年以降になると、ED治療をはじめる男性が急増します。60代では、7割以上のイタリア男性が性生活を営んでいるという調査結果もありますし、いつまでも男としての自信を感じていたいという思いで来院するのでしょう。

80代の男性が、医師の診断のもとにバイアグラを使って、妻と性生活を営んでいるというニュースもありました。夫の男としてのプライドと、夫婦円満の秘訣はセックスにあるという信念の感じられるエピソードです。

最近ではミラノ大学で、勃起不全を改善する漢方薬についての研究も進められています。商品化できるかどうかは不明ですが、この話題に注目しているイタリア男性は少なくありません。

性の達人としての自負をもつイタリア男にとって、性生活の問題を解決することは、年代を問わずとても切実な課題なのです。 勃起不全の治療薬は、イタリアではとてもよく普及しました。イタリア人自身が治療に対して、とても積極的だったせいです。絶倫「伝説」のせいで、この国の男性が感じる焦りは、他の国民よりも大きいのかもしれません。

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