Category : イタリア流、人生を豊かにするコツ

マイペースに生きるイタリア人

海外には、日本では考えられないほど緩い部分がありますが、イタリアにもそんなところが多いです。 日本より至る所でルーズだったり、そもそもマナーが違っていたりします。イタリアはどんなところが日本と違うのでしょうか。

ちょっとルーズなイタリア

世界でも日本ほどきちっとしている国は少数ですが、イタリアは特にマイペースな国です。電車やバスは当然のように遅れてくるので、時間通りにくることを期待してはいけません。

また、マナー自体にも少し違いがあります。日本では待ち合わせの少し前に着いておくのがマナーですが、イタリアでは逆で、もし家に招待されたら5分ほど遅れていくことがマナーになっています。あまり早く着いてしまうと、家主の支度が終わっていない可能性があるからです。他にも、レストランの予約などでも、15分くらいなら遅刻に入らないと考えられています。

午後には休憩

また、シエスタなんていう文化もあります。シエスタとは、13:00~16:00の間の昼寝を兼ねた昼休憩を指す言葉。元々スペインから入ってきた習慣で、昼寝をしても起きていてもいいことになっています。

人間は午後2時~3時の間は集中力が落ちるので、休憩があることは合理的のようです。日本人にとっては不思議な気がしますが、シエスタがあるおかげでイタリア人は集中して働けるのかもしれません。

マイペースなお店

イタリアではお店の人もマイペースです。列ができていても無駄にレジを開けず、少なくなるとすぐにレジを閉めようとします。銀行などでたくさんの人が押し寄せている状況でも、窓口を一つしか開けなかったりします。

イライラしているお客さんを前にマイペースに作業し、クレームが入ることもありますが、クレームをつけた人が注目されるだけで終わってしまいます。日本ではお客様は神様と言われることもありますが、イタリアでは違うようです。

謝らないイタリア人

イタリア人は滅多に謝りません。特に業務上のことで謝るのは罪を認めたことになり、損害賠償が発生する可能性があるので、滅多なことでは謝らないのが普通です。仕事関係ではなかったら謝りますが、言い訳付きで謝ることも多くなります。待ち合わせに遅れたら、道が混んでいた、私のせいではない、誰かに引き留められた、など。

日本では言い訳をしないほうが潔いとされているところがありますが、イタリアでは自分が悪くなかったら、きちんと理由を述べるようです。ただ、自分が悪い場合でも、非を認めないこともあります。

夫婦間でもマイペース

イタリア人は定時でぴったり帰ります。その分家族との時間を大切にしています。時間にルーズなイタリア人ですが、終了時刻だけはきちんと守るそうです。就業時間間近になると、誰も電話に出たくないので、電話が鳴りっぱなしなんて言う風景も。週末には奥さんや恋人と出かけたり、家で夕食会を開いたりと余暇を楽しんでいます。

また、仕事上のことでも謝りませんが、夫婦間でもめったに謝りません。奥さんが怒っていたら、旦那さんは謝らずに笑わせたり、聞き流したりして怒りを鎮めようとします。それでおさまらずに喧嘩になる時は、お互いが引かないので激しい喧嘩になりますが、言いたいことを言いきってしまうので、仲直りしたらわだかまりは残りません。

もちろんイタリア人の中にも時間や約束をきちんと守る人はたくさんいます。ですが、日本よりマイペースな人の割合は多いようです。正確に商品を出してくれたり、時間通りに電車に乗ることができないなど不便なところもありますが、その分イタリアの人たちは生活を楽しんでいるみたいです。また、プライベートの時間を確保するために、仕事に集中して、短時間で早く終わらせようとする面もあります。イタリア人のように、緩いところと集中するところを分けて過ごした方が、充実して生きられるのかもしれません。

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