Category : ケンカしそうなときのイタリア流仲直り術

話好きのイタリア人は週末に猛烈トークで関係改善

どんなに仲のいい2人でも、長くいっしょにいるとお互いに不満が出てきます。気に入らないことをそのままにしておくことは危険です。ストレスがたまると、やがて別れ話につながることもあります。

イタリア人カップルはささいなことでも我慢しません。言いたいことがあれば、ストレスを感じる前にパートナーにそれを伝えます。 とはいえこれが、イタリア人カップルの関係を長続きさせる秘訣。思い切り話し合ったあとの2人は、前にも増して仲良くなっています。

不満をため込まずに話し合う習慣をつくる

イタリア人は男も女も、言いたいことをぐっとこらえるのを美徳だとは考えていません。がまんが続くと、いつか大きなケンカになってしまうからです。 ひとたび大ケンカになると、感情がこじれたままになり、関係が修復できないこともあります。そうすれば離婚まで一直線でしょう。

ストレスのもとになる不満は、少しずつ相手にぶつけていくのが大切だとイタリア人は考えています。 たしかに小さな不満なら、パートナーがその場で謝ればなだめることも可能です。 言葉で不満を吐き出すこと自体が、生まれつきおしゃべりなイタリア人にはストレス解消につながるのでしょう。

平日は小さな口論、週末は熱い口論で意見を調節

とはいえイタリア人は男も女も、基本的に話好きな人たちです。双方が本気で不満をぶつけ始めると、熱くなった会話は何時間もとまりません。 これが毎日続くと、さすがに日常生活に問題が出てきます。深夜まで話がとまらない日ばかりでは、翌日の仕事にも支障があるでしょう。

そのせいか、平日は、妻も夫も本気で文句をつけることはあまりないようです。夕食を食べながら軽く愚痴をこぼし、コーヒーを飲むころには2人とも静かになっています。 こういうときのイタリア人は、本気で話をつけようとしているのではありません。不満を話してみることで、それぞれがストレスを解消しているだけです。

しかし、週末のイタリア夫婦はこんなにおとなしくはありません。 金曜日の夜にはラテンの血が目覚めるのか、1週間分の不満をお互いにぶつけ始めます。こうなると熱い会話のバトルが何時間もとまりません。 日本人が見ると、これはケンカをしているようにしか思えない光景です。しかし夫婦ゲンカをしているわけではありません。単に2人とも話し方が激しいだけです。

イタリア人夫婦はこうやって自分の不満と考えを週末にぶつけ合い、2人の間で意見の調節をします。すぐに別れてしまうカップルは、こうした熱い話し合いの時間をもてなかった人たちです。 めんどうくさいと思って話し合いをどちらかが避けていたら、イタリアでは夫婦の間の信頼関係はあっという間に崩れてしまいます。

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