Category : ケンカしそうなときのイタリア流仲直り術

夫婦喧嘩のあとで仲直りするには妻の女友達を利用

つまらないことで夫婦ゲンカをしたあと、女性はたいてい自分の母親や女友達にまっさきに電話をかけて夫への愚痴をこぼします。女の悩みをわかってくれるのは女、といった思いがあるせいでしょうか。

女性がこうした行動をとるのは、おそらく世界共通なのではないでしょうか。生来おしゃべり好きなイタリア人女性ももちろん同じです。 気づくと、「ひどい夫」「女に理解のない夫」といったレッテルを妻の女友達たちの中で貼られて、みじめな思いをしているイタリア男性は少なくありません。

ここで夫がさらに怒ると離婚は避けられないでしょう。 しかしいつまでも仲のよいイタリア人カップルの場合は、男性がここで大きく譲歩することが特徴です。妻の女友達を、夫はさっさと味方につけてしまうのです。 妻の信頼を取り戻し、愛を以前よりも深めるには、むしろこのときが夫にとってのチャンスだと、熟年のイタリア男性はよく知っているようです。

妻の女友人とのおしゃべりにはあえて目を瞑ろう

たとえ妻のほうから相談をしていたとしても、夫婦の問題を妻が友人たちの間でしゃべってしまうと、たいていの夫は不快に感じます。 妻と喧嘩をしてただでさえ落ち込んでいるときに、女同士の電話の長話がいつも聞こえてきたら、ますますイライラしてしまう男性も多いことでしょう。たいていの男性は、妻の女友達が夫婦の間の問題に口を出すのを喜びません。

ここで夫がどういう行動をとるかで、夫婦関係がその後修復されるかどうかが変わってきます。 若いイタリア人男性は、激情を抑えることがあまり上手ではありません。もう近寄るな、2人の問題に口を出すなと、妻の女友達に直接激しい文句をいう人もいます。

これは夫婦関係の修復には逆効果です。気性の激しいイタリア女性はますます機嫌を損ね、家を飛び出してしまうこともあります。 よくできたイタリア男なら、妻のやかましい母親やおせっかいな女友達を受け入れる方法を選びます。妻と仲直りをしたいなら、その女友達のことを悪くいうのは禁物だとよく知っているからです。

女性は、仲間同士で悩みを打ち明けあうことで安心します。女心を知りぬいた熟年になると、生来は激情的なイタリア男性でも、妻のこうした癖を理解し、大目に見てあげられるようになります。

喧嘩のあとは妻の女友達を招いていっしょに食事をする

夫婦喧嘩のあとのぎくしゃくした関係を直したいとき、イタリア人の夫は妻を食事に誘います。 この場合は夫婦2人だけの食事ではありません。妻の女友達やうるさい姑までも招待した大勢での食事会です。

妻に機嫌を直してもらうには、その取り巻きの女性たちを味方につけてしまうのが早道だとイタリア男はよく知っています。将を射んと欲すれば先ず馬を射よの教訓を、数々の恋を繰り返すうちにイタリア男は身につけていくようです。

優雅なディナーで妻の女友達をもてなしてあげれば、夫の評価も一転して上がります。楽しいディナーのあとで、ほうっておいても、女友達が妻に対して仲直りを勧めてくれるはずです。 イタリアでは、夫婦が円満な関係を続けられるかどうかは、男性の心の広さがカギになっているのかもしれません。

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