Category : イタリア流、人生を豊かにするコツ

イタリア流の幸せ子育て

褒めることが多いイタリア人ですが、子育てでも子供をたくさん褒めます。褒められ過ぎて自信過剰になってしまう傾向もあるようですが、自己肯定感を高めることができて、子育てとして理想的みたいです。

イタリア人の子育ては愛情表現が多い

イタリア人は感情表現豊かにたくさん可愛がり、褒めちぎりながら育てます。また、イタリア人の親は本名よりも愛称で呼ぶことが断然多くなります。子供たちはテゾーロ・ミオ(私の宝物)、ジョイア・ミオ(私の喜び)、プリンチペ・プリンチペッサ(王子様・お姫様)など、直訳すると気恥ずかしくなるような愛称で呼ばれています。そしてことあるごとに大好きや愛してるといった言葉をかけます。

日本では外で身内を褒めるのに抵抗がある人も多いですが、イタリアではところかまわず子供を可愛い、可愛いと褒めます。イタリア人の子供は愛情たっぷりに育てられているようです。日本でも最近「自己肯定感」が子育てでの問題になっていますが、イタリアのこのような子育ての仕方は子供の自尊心に良い影響を与え、自己肯定感の高い子供に育ちます。イタリアの親は親バカが当たり前なので、イタリア語には親バカという単語がないみたいです。

過保護だけれど経験はさせるイタリアの親

イタリア人の親は過保護な人が多く、それで構わないと思っています。ですが、危険だから何もさせないというわけではなく、興味を持ったことは色々とやらせています。そして危険なことに子供が興味を持ったときは、例え3歳児であってもなぜダメなのかをきちんと説明します。社会も協力的で、子供に悪影響のあることは子供から遠ざけるように配慮がされています。子供がテレビなどで残虐なシーンや暴力的なシーンを見ないように、みんなが気を付けています。

反対に、子供にいい影響を与えることは積極的に経験させています。パスタを打ったり、買い物に行ったりするときには、幼児のうちから家族の一員として参加させ、夜のパーティに行くときでも、子供も一緒に連れて行ったりするみたいです。前向きに日々を楽しんでいる大人の姿を見ることで、子供たちは未来に希望を持つことができます。

感情豊かに育つ

日本では公共の場で子供が泣き出したら、慌てて静かにするように叱る人が多く、周りの人も騒ぐ子供には冷たい視線を向けがちです。ですが、イタリアでは泣いたり叫んだりする子供を止めません。

感情の赴くままに泣いたり騒がせたりしていますが、周りの人たちもあまり気にしません。母親は子供なんだから迷惑をかけて当然と堂々としています。イタリア人に感情豊かに表現できる人が多いのは、このような育ち方をしているからかもしれません。

周りの視線が優しいイタリア

子供やその親に対して、イタリア人は優しく見守っています。子育て中のお母さんが何か困っている様子だったら周囲が手を貸すのが当然の雰囲気で、母親も助けてもらって当たり前と考えています。ドアを開けようとしていたり、ベビーカーで階段を上ろうとしていれば必ず誰かが助けてくれます。

周りの助けにより安心感を持って育てられる親や、温かく見守ってくれる周囲の人たちの中で育った子供は、楽観的な性格に育ちます。日本だと子育て疲れがよく問題になりますが、イタリアのように周りが全面的に協力してくれる環境で育ったら追い詰められることはないのではないかと思います。日本人も見習いたくなるような環境です。

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