Category : イタリア流、人生を豊かにするコツ

イタリアのちょっと変わった誕生日

日本では誕生日になると、周りの人が主役を祝いますよね。ですが、イタリアでは誕生日パーティを、周りの人ではなく本人が開いて友達を招待します。自分で誕生会を開かないと、何でもない日で終わってしまうようです。

誕生日は自分で祝う?

イタリアでは、誕生日の人本人が幹事となって誕生会を開きます。誕生日になると周りの人に、「私今日が誕生日なんだ」と言って誘うのです。場所の手配もおもてなしも、主役が取り仕切ります。自宅でもてなすほか、レストランで招待した人に奢ったりすることも。誕生日になると、主役はたくさんお金を使うことになります。なので参加者は、主役の負担を考えて少し高めの物を送るみたいです。

日本ではお誕生日会というと子供がやることが多いですが、イタリアでは、大人もしっかり誕生日パーティを行います。パーティが開けない時は、職場などにケーキを持って行って、周りの人に振舞うことも。イタリアの誕生日では、普段そこまで親しくない人でも頬にキスをして、おめでとうと言い祝います。

酒場などで顔見知りの人や、全く知らない人にまで誕生日の人がコーヒーなどを奢って祝うことまであるんです。日本人からすると不思議な感じがしますが、誕生日は皆に感謝する日だという考えによってこのような形になったそうです。そう考えると素敵な習慣な気もします。

耳を引っ張る風習

イタリアには変わった風習があります。イタリアには昔からの言い伝えで、誕生日の人の年の数だけ耳を引っ張ると、引っ張られた子は知恵を授かるという話があります。おばあちゃんから孫へといった形で、年上の人が両耳をもって行うことが多いとか。

子供が賢く育つことを願って行われるみたいです。昔イタリアでは、耳に記憶が入っていると考えられていたことから、誕生日に今までのことを思い出させるという意味もあります。 昔の習慣のため現在は行わないことも多いですが、写真を撮る時に誕生日の人の耳を引っ張ったりするなど、名残が残っています。

誕生日が2回あるイタリア

人によっては2回誕生日がある人がいます。イタリアの暦では、365日それぞれに聖人の名前が振り当てられています。

イタリア人にはジョヴァンニ(ヨハネから)、チェーザレ(カエサル)、パオロ(パウロ)など、聖人にちなんだ名前の人がたくさんいて、その聖人の日にもお祝いするのです。自分の誕生日ほど盛大に祝いませんが、お祝いの電話やメールをもらったり、夕食を少し豪華にしたりするそうでうす。

奥さんにバラを送る夫婦

イタリアで、外のレストランでなく家で誕生日のお祝いをするときは、奥さんが時間をかけて料理を作り、お客さんをもてなすことが多いです。旦那さんの誕生日を奥さんが主催で開いたりということも。

また、主役がもてなす文化のイタリアでも、プレゼントは渡します。プレゼントとして一般的なのは、記念日に男性から女性にバラを渡すこと。イタリア人には恥ずかしがることもなく、バラの花束をプレゼントする人がたくさんいます。イタリア人には、臆さずロマンチックなプレゼントをする傾向があります。

18歳と50歳の誕生日は大々的に

18歳と50歳の誕生日は特に盛大なパーティが行われます。18歳はイタリアにおける成人年齢のため、大々的に祝うのです。バスを借りて、招待客をヴィラ(上流階級のカントリーハウス)に集めることもあります。

50歳の誕生日は18歳の次に盛大で、人生の半分だからという意味で重要視されています。他の年の誕生日は日本と似た感じで行われていますが、18歳と50歳では大分規模が大きい祝い方をしているみたいです。

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