トップページ

イタリア流夫婦生活

「イタリアの夫婦は皆情熱的で、互いを毎晩激しく求め合っている」なんてイメージをあなたはお持ちではないでしょうか?もちろん、彼らも特に若い頃は「愛こそすべて」といった精神で青春を謳歌します。しかし熟年期に入ると、日本でもお馴染みの「セックスレス問題」や「離婚問題」が後を絶ちません。「アモーレ(愛)の国」であり、ラブ&パッションで知られるイタリアにおいても、こうした問題が浮上するのには一体どんな理由があるのでしょう?また、それを解き明かすことが、私たち日本人にとっても、夫婦問題に立ち向かう上で重要なヒントともなるとも言えます。

熟年期を迎えた時の男女の変化

イタリアでは、若い頃は、男性も女性も情熱の赴くままに行動し、愛を求め合います。性に対する好奇心の強さも並たいていではないので、メディアの影響もあって、非常に開放的なセックスライフを謳歌するものです。

熟年を迎える頃から、イタリア人男性には変化が見られるようになります。豊富な恋愛経験で培った知識を大いに活用しつつ、セックスの不足から生じる夫婦の危機を乗り切ろうと奮闘するようになるのです。教会の権威が崩壊した現在、男性が、マメで頼りになる存在として家庭を支えてくれているのは、社会にとって喜ばしいことに違いありません。しかしこうした変化の背景には、精力の衰えから生じる、男性としての自信のなさも少なからず影響しているのでしょう。

男性ほどラディカルな精力の衰えを経験しない女性は、熟年になっても、性格や態度が大きく変化することはありません。性的魅力を賞賛されると何よりも喜び、幾つになっても、子どものように無邪気で情熱的なままなのです。

熟年の危機を乗り切るための夫の努力

夫婦関係にマンネリが訪れ、男性の精力の衰えもあって、セックスが不足し出すと、家庭自体が崩壊の危険に直面します。イタリアでは、夫が中心となって、この問題を解決するために実にさまざまな努力を講じています。

何より大切なのは、夫婦の間にセックスの気分を盛り上げることです。 妻にセクシーなランジェリーをプレゼントし、優雅なディナーを演出し、開放感に満ちたバカンスに連れて行くことで、ロマンティックな雰囲気を演出します。感謝の言葉を常に掛けてやり、妻の交友関係を大切にすることで、信頼と愛情を示すことも忘れません。

若い頃のイタリア人男性は、愛とセックスの達人だと言われますが、熟年を迎える頃には、豊富な経験を生かした、円熟した家庭人になるようです。 周囲から常に誉められて成長してきた女性は、自分が崇められているという自覚がないと、すぐに不機嫌になるばかりなので、カップルの関係修復にはあまり役に立ちません。イタリア人のカップルが、熟年期の問題を乗り切れるかどうかは、夫の努力を妻が受け入れるかどうかに掛かっているのかも知れません。

世界のどこの国であっても、宗教や国民性に関係なく、夫婦問題というのはつきまといます。それぞれの事情はもちろんありますが、それでも参考となる事例はたくさんあるでしょう。日本人とは真逆に見える、自由奔放で開放的なイタリア人の私生活、そして性生活をご紹介します。

Recommend